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對雲

Tea-ceremony house

四畳の変則的な小間で、2代静雄の設計により戦前に建てられました。現在の場所へは昭和43年(1968)に移築されました。その後昭和50年(1975)、静雄と親交のあった臨済宗の僧 前南禅寺派管長、*勝平宗徹老師によって碧巌録 第20則『堪帰未合 遠山無限碧層層』七言二句より抄出され『對雲(たいうん)』と命名されました。

静雄は不昧流のため、茶室も不昧流伝統的な様式になっております。

□勝平宗徹老師筆『對雲』

*勝平宗徹…臨済僧。島根県生まれ。大溪宗徹。室号~南虎室。昭和26年、南禅僧堂の掛塔し柴山全慶に参じ、その法を嗣ぐ。南禅僧堂師家・南禅寺派管長。万寿寺(島根県松江市)元住職。

大正11年(1922)~昭和58年(1983) 61歳歿

□南禅寺…京都にある臨済宗南禅寺派大本山

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